それもそのはず、外面に細工は無く畳と畳淵の柄が見えるだけです。
私たちは、畳本来のナチュラルなイメージを優先しました。
ただ、金具も型も作らず細工しないことで課題がありました。
タイピングの角度とスタンドでの使用です。
初代、Apple純正カバー覚えてらっしゃいますか?
汚れやすく、デザインもシンプルすぎるとの意見が多かったようですが、みんな買いましたよね。(笑) だって選べませんでしたからね。
ただ、カバーだけで角度を付け、立たせることもできるデザインに感動した人は多かったと思います。私もその一人です。
しかし、畳パッドはビニール素材でなく「い草」ですから、溶かして型に流して作れません。でも、純正カバーでできることは実現しないと「iPadの良さを引き出せないカバー」になってしまう...。
開発メンバーは悩みました。。。
そんな煮詰まったある日の打合せ....「い草の弾力を活かせないかな?」との意見がでました。
そして試行錯誤し生まれたアイディアがこちらです。
開けた状態から....
片側をクルっと丸めてみると...
何と!角度が付くじゃありませんか!!
ちょっと角度をゆるくしたい場合は....
S字に畳むことでオッケーじゃないですか!!(笑)
さらに、お客様と対面でフラットで打合せしたい場合は....
二つ折りするだけじゃないですか!!!!!(笑)
悩みに悩んだ結果、純正カバーを凌ぐ角度調整が実現したのです。(号泣)
Tatami-Padは「い草」のしなやかさを最大限に活かしたiPadカバーです。
〔続く〕 Tatami-Padの使い方(2) を見る。
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